元プロ野球選手の清原選手が覚せい剤所持で逮捕されて日本ではワイドショーなどでそれについて話題になっていますが、 こちらバンクーバーでは先日バンクーバー警察より、「薬物中毒死」について発表がありました。
発表によると、バンクーバーでは「通常」2,3人の「薬物死」の報告が上がってくるようですが、この2週間ほどで、11人の「薬物死」の報告があったと「衝撃的」な報道となりました。
また死者の年齢は20代~56歳に渡り、ダウンタウンのイーストサイドまたは近郊で死亡しているとのことです。
死亡した人はドラッグ「常習者」もいますが、中には「合成ヘロイン」のフェンタニル使用による死者が出ているとのことで、その問題の深刻さを物語っています。
フェンタニルという薬物はもちろん薬として流通していますが、乱用薬物としても流通していて、通称はチャイナホワイト。その効果から「合成ヘロイン」「ヘロインのデザイナードラッグ」とも評されるしろもの。同量でヘロインよりも100倍も効果があることから、流通しているヘロインに混ぜ物として混入しているとも言われる。 出典Wikipedia
バンクーバーに住んでいる人にとって、バンクーバーイースト地区は、「マリファナ天国」、「薬物天国」で ヘイスティングス X メイン 近郊はそうした人たちが集まっているのは周知のことです。
簡単に「マリファナ」や「薬物」が手に入るところでもあります。
日本だったら考えられないようなシーンですが、バンクーバーイースト地区メインあたりではこうした光景は日常的なものになっています。
こう見てみると、何か、清原元選手の事件って、何なのって「錯覚」してしまいそうです。
この地区での死者と聞けば、「なーんだ」と納得の地区ではあるものの、そうした薬物が 使わない、使わせない 街になってほしいものです。
STOP THE DRUG