Work Permit (就労許可証) の延長には雇用主がService CanadaへLMIA (Labour Market Impact Assessment) を申請し、その申請が承認される必要があります。
ただ、このLMIA申請には最低4週間の求人広告掲載+申請書類プロセス期間が約4〜6ヶ月かかるため、Work Permitの有効期限が切れる約半年前から準備を開始しなければなりません。
なかなか雇用主の方の協力を得られず、いざLMIA申請準備を開始した時にはWork Permitの有効期限が後数カ月で切れてしまうというケースはよくあることです。
現在のWork Permitの有効期限が2週間以内に切れる場合は、LMIAの申請結果が出る前にWork Permitの延長申請ができますので、申請基準を満たされている方は延長申請をされることをお勧めします。
LMIA申請結果無しでWork Permit延長申請する場合
下記書類の何れかを申請書類に含める必要があります。
2)LMIA申請書受理証明レター(申請番号付き)
3)Work Permit延長申請書のDetails of Intended Work in Canadaに下記を記載:
●LMIA申請日
●LMIA申請書類送付先
●雇用先の会社名
●LMIA申請番号(Confirmation/Application Number)
Work Permit延長申請書受理日から2ヶ月以内に申請結果をIRCC (IRCC Web Form/コールセンター1-888-242-2100)へ報告することができなければ、申請は却下されますのでご注意ください。
延長申請後、申請時のWork Permit有効期限が切れた後からIRCCから申請結果が届くまでは”Implied Status”としてカナダ国内にて就労を継続することはできますが、申請中に一旦カナダ国外にでられますとこの”Implied Status”は消滅しますので申請中はカナダ国外に出られないことをお勧めします。
弊社でもLMIA申請結果が出る前にWork Permitの延長申請をせざるおえないケースはよくあるのですが、LMIA申請許可レターが延長申請プロセス期間内に発行された場合は、Work Permit延長申請が無事に通っております。