『Japanese Beetle』って何?

『Japanese Beetle』って聞いたことがありますか?

「カブトムシ」や「Beetles」なら知っているけど、それに「Japanese」がついているんです。この「Japanese Beetle」は日本にもいる昆虫ですが、日本では「マメコガネ」と呼ばれています。2017年にフォールスクリークで最初に発見されました。カナダにとって日本から「侵入」してきた『外来種』になり「益虫」ではなく「害虫」になります。そしてこのJapanese Beetleは過去4年に渡り「猛威」を振るい、芝生、観賞植物、果物と菜園、苗床、果樹園、農作物に重大な損害を与えてきました。「Japanese」 Beetleとありがたくない名前になっていますが、仕方ないですね。。。

『マメコガネは、コガネムシ科に分類される甲虫の一種。植物食の小型のコガネムシである。日本在来種。移入した北アメリカでは “Japanese beetle” と呼ばれている。農業上の重要害虫の1つ。』 ウィキペディア

バンクーバー市では4月7日から「George Wainborn Park」からこのJapanese Beetleの薬剤駆除を始め、4週間でダウンタウン、ウエストエンド、 Strathcona、 Mount Pleasant、 Fairview、Kitsilanoの各地区合計約25ヘクタールを駆除して回る予定です。(過去数年間の駆除努力により、これでも駆除対象面積はほぼ半分に減少したとのことです。)

【備考】
消毒駆除は人やペットには害はありませんが、駆除日前後には公園利用を避けてください。パークボードのスタッフがいたり、駆除の看板設置がしてあります。

なお、フォールスクリーク地区からの「植物」「土壌」の移動は禁止になっており、規制区域に住む居住者は、許可された材料を処分するために、引き続き自治体の緑のゴミ箱を使用することになります。また、市では6月14日~10月15日まで、「West 1st Ave  ✕  Wylie St」に臨時のトランスファーステーション(集積所)を設けることにしています。6月~10月にかけて成虫の捕獲を行う予定もしているとのことです。


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