いよいよ始動!COMPASS CARD

Monthlyでスカイトレインをご利用者に警報発令
降りるときにタップし忘れるとチャージされています。

バンクーバーの公共交通、市バスやスカイトレインに設置してあるカード読み取り機。 既に U-Pass やシニアの COMPASS CARD の利用は始まっているが、いよいよ本格的に稼働を開始することが TRANS LINK から発表された。

Compass Card マニュアル これだけ知れば大丈夫!こちら

■段階的に開始

まずは8月から数週間かけて、スカイトレインの駅、シーバスのターミナルに設置されている COMPASS CARD の自動販売機が、順次稼働を開始する。といっても、現時点で販売を開始するのは、1回のみ使用可能な “COMPASS TICKET” で、お金をチャージしたり、継続して使えるカードではない。 注意が必要なのは、駅やターミナルで購入した “COMPASS TICKET” でスカイトレインやシーバスからバスに乗り継ぎは可能だが、バスで発行されるチケットでは、そのままスカイトレインやシーバスには乗り継げないため、ゲートに入る前にチケットの交換が必要なことだ。 10 月下旬には正規の COMPASS CARD が自動販売機で販売開始予定で、11 月には、小売店(London Drugs など)やカスタマーセンター、郵送(オンラインや電話で申し込み)でも入手可能になる予定。COMPASS CARD には、現金をチャージして、乗った分だけ料金をカードから引き落とす Stored Value、現在のマンスリーパスと同様のゾーンごとに一定月額の Monthly Pass、その併用タイプがある。 カードは最初に Deposit として $ 6がチャージされるが、それは料金としてカード内に加算されるので、運賃精算時に料金が不足していても、この Deposit から引き落とされる。その場合、カードはその時点で一時的に使えなくなるが、現金をチャージすれば再び使用可能となる。 このほかに1回限り使用できるシングルチケットもあるが、Stored Value では割引運賃が適用されるので、便利なだけでなく、お得なカードといえる。

■ 10 月5日からバスはゾーンフリーに

この段階的な稼働を開始するにあたり、バスと HandyDart に限り、10 月5日から次に告知があるまで、暫定的に1ゾーンの料金でどのゾーンにも乗り継ぎ可能なゾーンフリーが適用される。これによって、10 月5日以降はバスに乗る時はカードをタップインしなくてはならないが、降りる時はタップアウトする必要がなくなる。スカイトレイン、シーバス、West Coast Express は従来通りのゾーン制が継続されるので、タップイン、タップアウトをお忘れなく。 詳しい情報は、Translink公式サイトを参考に。


こんな記事も読まれてます。