Express Entryが開始されてから1年が経ちました。
CRSポイントを増やすために、カレッジ・大学にて学ばれた方、ジョブオファーを取得した方、IELTSのスコアアップに励まれた方など皆さん様々な努力をされたのではないでしょうか。
一方、Express Entryではなく州ノミニープログラムにてカナダ移民への道を探された方、もしくは両方の道を同時に視野に入れて移民対策をされている方も多いことと思います。
Express Entryのプロフィールはご存知の通り1年間です。
1年が経過した時点でプロフィールは自動的に削除されてしまいますので、新しくプロフィールを作成する必要があります。
期限が切れる前に、現在のプロフィールのスクリーンをプリントアウトされるかして保存されておかれてください。そうすれば、次の新しいプロフィール作成時にいちいちご自身の履歴を色々な資料から再確認する必要もなく、そのまま反映すれば良いだけなので、スムーズに新しいプロフィールを作成することができます。
作成から60日以内であればプロフィール内容は変更可能で、プロフィール内容がExpress Entry申請資格を満たしていれば新たなExpress Entryプロフィール番号とJob Seeker Validation Code(Job Bank登録時に必要なコード)が配布されます。
未だ「Invitation to Apply (ITA)」を受理していない申請者の方々に希望を与えるがごとく、CICは昨年12月に2016年度のITA発行数を増やす意向であることを発表しています。これは同時にITA受理できるCRSポイントも下げられる方向を示唆します。
2016年度最初のITA選抜が1月6日に行われ、「1,463」申請者がITAを受理しカナダ永住権申請資格を取得しています。
Express Entry以外の移民プログラム
カナダの移民プログラムはExpress Entry以外にも多種多様にあり、各州毎に独自の移民プログラムが存在します。
例えば、サスカチュワン州の「International Skilled Workers」が今週申請受付を開始しました。
参考:ジョブオファー無し申請可「SINP– Occupations In-Demand」
しかし、数時間以内に申請数が受付限度数に達してしまった状況です。多くの方が如何に事前に申請準備を行っていたかがわかりますよね。
また、ケベック州のスキルドワーカープログラム(QSWP)も申請システムが変更され、更にポイントが取得しやすいようになっています。
参考:QSWPオンライン申請システム開始(2016年1月5日)
上記QSWPとSINPは多々ある州ノミニープログラムの一部にしかすぎません。
Express Entryのみがカナダ移民申請だとは考えずに様々な選択肢も視野に入れられて移民申請対策を取られることをお勧めします。