今回のコラムのテーマは、まだ知り合って日が浅い、あるいはこれから仲良くなりたい人を何かに誘う時に使えるフレーズです。自己紹介フレーズについては以前にご紹介しましたが、これはその次のステップと考えてください。
学校や職場、パーティーなどで知り合った人をより深く知るためには、話す場を設けないとなかなか深く知り合えません。かといっていきなり長い時間一緒にいるのは不安だったりする場合もありますよね。また、相手が自分に興味があるかどうかわからない場合、相手の様子に探りを入れることができると誘いやすくなりませんか?
この時、相手が躊躇したり、あまり気乗りしない様子だったら、気まずくなることなく、それ以上踏み込まずに済みます。
Why don’t we go check out the store/mall some time.
「その店 / ショッピングセンターに今度一緒に行ってみませんか」
会話中に出てきた、相手が興味を持っているお店や場所などを挙げて、誘います。会話の流れに沿って相手を誘っているので、不自然ではなくさりげなく誘うことができます。またちょっとみてみるという行為は、相手も気軽に誘いに
乗りやすいものです。
Do you want to have coffff ee/a drink/lunch some time?
「今度コーヒー/1杯/ランチでもしませんか」
相手の様子が前向きだったら、そこから具体的な計画を立てることができます。自分から言わなくても相手から “when and where” と積極的に提案されることもあるかもしれません。
Do you feel like getting coffff ee/drink after class/work/this?
「このクラス/ 仕事/イベントが終わったらコーヒー/1杯でもいかがですか(そんなことをしたい気分ですか?)」
相手と関わる仕事やイベントなど何か終了後に、さらに話しませんかという気持ちが伝わる誘い文句です。これは、すでに相手がもっと話したいというシグナルを出している時に使うと効果的です。Do you feel「気分ですか」という尋ね方をすることで、強い態度でなく柔らかく聞いているニュアンスがあります。
I’m going to go watch the original Star Wars movies with my friends at my house this weekend. Would you be interested in joining us?
「スターウォーズの映画を友人たちと家で見るんだけど、一緒に見ませんか?」
相手が共通の趣味などを持っていれば、それに関連したイベントなどには具体的に誘いやすいものです。上記のような映画・テレビ鑑賞会でも良いですし、コンサートや演劇などにも使えます。また、1対1だと誘いにくい相手だったりしたならば、友人と一緒のグループのイベントにすると相手も気軽に参加しやすいかもしれません。“Do you want to come?” と直球で尋ね
るのも良いですが、“would you be interested「” 興味がありますか?」と少し丁寧に聞くことでやさしい誘い方になります。
気をつけなくてはいけないのは、誘う時、友人としての興味なのか、それ以上のものなのか誤解がないようにすることです。誤解されるのが嫌な人は、最初のフレーズの気軽な誘いの時に「○○について話しませんか」と目的を明確にしても良いかもしれません。例えば、“Do you want to have coffff ee some time to talk more about Japanese animation?” などです。といっても相手のことを知らないとそれ以上の仲になることもできませんから、どんどんチャレンジしてみましょう。
Good luck and don’t forget to have fun!!