移民を意識すると学校選びの観点が変わってくる!
短大や大学に進学する理由は様々。正規留学や交換留学でカナダを訪れる学生は、毎年一万人近いと言われています(注意:ワーキングホリデーを除く)。
カナダを正規留学先に選ぶ大きなメリット
大学または公立短大を卒業すると、Post Graduate Work Permitという最長で3年間のワークパーミットを取得することができ、ワークパーミットをきっかけに、カナダで就職を無事に果たし、いづれは、移民につなげることができる。
これは、よく耳にする話です。
それでは、実際のところ、いったい何人の留学生が無事に仕事を見つけて移民をしているのでしょうか?
学校を無事に卒業して、移民申請の対象カテゴリの職種につくには、
『学校で勉強した教科』と『語学力』
が重要なカギを握ります。
有名大学を卒業したにもかかわらず、なかなか仕事が見つからない。
考えられる理由としては、あなたが仕事を選びすぎているのかもしれません。または、あなたが大学や短大で専攻した科目が、カナダ労働市場のニーズからかけ離れているのかもしれません。
後者の理由の場合、専攻した科目は、哲学、アート、社会学、語学など文系分野です。
カナダは、新入社員のトレーニングに力を入れる企業は極めて少なく、企業は、トレーニングとは、学生の時代にインターン生としてトレーニングを受けるのが当たり前と考えています。
よって、企業が求めるのは、
ということです。
WorkBCが発行した『ブリティシュコロンビア―2024年労働市場の展望』によると、2024年までBC州のGDPは、2.2%の増加を見込んでいます。また、雇用の伸びは、1.2%と推測されています。
1.2%というと、新卒留学生にとっては、かなり激しい競争率です。なぜなら、新卒留学生は、カナダの現地の人と少ない職の争奪戦をしなければならないからです。
大学の専攻が文系で英語は第二言語…
これは、下駄でマラソンを走れと言われているようなものです。
著者の私が、この典型的な例にハマる留学生でしたので、気づいた時には、手遅れ!学費も時間も戻りません~と、仕事探しの時に苦労しました。
つづく