移民を意識すると学校選びの観点が変わってくる! その2
『企業の求める人材』に話を戻しますと、とにかく実践力のある新卒が必要なわけです。
実践力とスキルがあれば、企業も英語がいまいちでも目をつぶってくれます!
いまいちな英語でも一生懸命かつ真面目に働く留学生をとてもかわいがってくれるカナダの企業さんは、多いのです。
皆さんの努力と必要性を理解してもらえれば、会社は、皆さんの移民またはLMIA経由のワークパーミットのサポートを検討してくれるでしょう。
‘’自分を企業に求められる人材に育てるには、カナダでどこの短大または大学を選ぶべきか?‘’
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‘’どの教科を専攻するか?‘’
=移民を意識すると学校選びの観点が変わってくるのです。
BC州の公立カレッジは、実用的なコースが揃っています。
たとえば、IT系やトレードスキル系でしたら、BCIT。ビジネス系でしたら、Douglas College。これらのカレッジは、現地企業の社長さんや人事部によく知られた教育機関です。
よって、一次審査の時に、皆さんの印象は良いはず!
公立短大を卒業するもう一つのメリットは、BCPNPノミネーションプログラムのInternational Graduate Categoryという枠の候補者として移民申請をすることも可能です。ただし、BCPNPの場合、雇用主のサポートが必須です。
エンジニアなど大学の学位が必要な職業を目指す方は、Douglas CollegeやLangara CollegeなどのUniversity Transferプログラムを経て4年生の大学に編入して本科を終了する過程もあります。
カレッジは、大学に比べて留学生のサポートが手厚いため、留学生にとっては、いろいろな意味でストレスが軽減されます。
いかがでしたか?
就職に有利に傾く学校での専攻選び。
公立短大は、入学時にIELTS6.5 という高い英語力を求められますが、カナダで働くには、IELTS6.5(または、それ以上の語学力)は、必要不可欠です。
英語は、移民申請をするときにも試されますので、早めのうちから準備をして、学校で学ぶ知識を100%に近い状態で吸収できるように準備しておきましょう。
移民というゴールを意識すると、頑張れるはずです。