この中に、あなたのお子さんに当てはまる項目はあったでしょうか?
もしかしたら、その原因は 目の使い方 にあるかもしれません。
「視力が良い=眼がいい」と思われがちですが、実は違います。視力検査で分かるのは『はっきり見えているか』ということだけです。ですので視力さえ良ければ目に問題がないとは言えないのです。ビジョンの問題は、他の人に見えているものと自分に見えているものが同じかどうかという比較・検証がしにくいため、親どころか本人さえも問題に気づきにくいのです。
人間は外部からの情報の8割以上を視覚から仕入れていると言われています。それは単に『はっきり見る』ことだけにとどまらず、『理解する・思考する』ために効率良く目を動かし、必要な情報を仕入れ、奥行や広さや幅の感覚を得たり、自分の身体の状態を空間の中で認識することにも不可欠です。子どもの頃からの様々な経験を通して、私達はそれらのビジョン的な感覚を身に付けているのですが、それらがうまく育っていないことも多いのです。
教室では、0歳から目と手の協調性をトレーニングします。これは、見ているものへの距離と、それを取るために動かす手の距離感をマッチさせるものです。また、目の眼球体操やピント合わせ、両目のチームワークトレーニング、イメージ通りに体を動かすことや視覚と聴覚の統合性などのトレーニングも取り入れています。これらの様々な体験型取組みとフラッシュカードなどで視覚的な刺激を脳に送ると、脳は伝達回路を増やし働きがより活発になります。最初は椅子をガタガタさせてじっとしていられなかったお子さんや、レッスン中にボーッとしていることが多かった生徒さんも、こういった身体全体の感覚をつかむビジョントレーニングでみるみる変わっていきましたよ。