日英/ 英日翻訳養成講座で、キャリアに繋がる英語の底力を!
通訳・翻訳養成講座(ITP)は1985 年にカナダ政府により設立された、長い歴史を誇るプログラムです。
世界中で需要のある翻訳業務に興味がある人はもちろん、英語力を実務レベルまで高めたい、そのための勉強方法を知りたいと考えている人に、ぜひ注目して欲しいプログラムが、サイモン・フレーザー大学の3 ヶ月パートタイムの日英翻訳講座だ。
講座では翻訳演習を通して読解力、解釈力、調査力を鍛え、実務翻訳の基本を学ぶ。すべてをリンクさせることで翻訳力を総合的に高めていくのが狙いだ。他にも時事ニュース、ビシネス、経済、契約書等、実務翻訳市場の需要を反映した多様なテキストの翻訳を経験できるという魅力もある。厳しくはあるが将来のキャリアに直結する技術を身に付けたいなら、サイモンフレーザー大学は最高の選択といえるだろう。
日本語プログラムでは、春期と秋期の年2回、3ヵ月パートタイムの日英翻訳講座を開講しています。
地道な努力が要求される授業内容ですが、その分、しっかりとした英語理解の基 礎と、将来に繋がる翻訳力を培うことができます。
インフォメーション
Simon Fraser University – Vancouver
515 West Hastings StreetVancouver BC
9月スタート:Sep 19–Dec5, 2017 計12回(火)授業時間:6:30–9 p.m.
連絡先
Tel: 778-782-8000
Email: learn@sfu.ca
インターネットでだれでも気軽に情報を発信できるようになり、文字で表したコンテンツで世の中に存在感をアピールするという行為が今では日常的に行われています。
情報を文字で消費することが一般化していくのに従い、多言語間の文字コミュニケーションを橋渡しするという翻訳の出番はもっと増えていくでしょう。実際、職業スキルとしての翻訳に対する関心は、近年急速に高まってきています。
翻訳は、外国語の習得とはまた別の、ひとつの技能です。このワークショップは、実践的な課題を通して、業務翻訳とはどのような作業か、どういう鍛錬が必要なのかを実感を持って学んでいただくことを目的としています。
講座では、カナダで習得した英語力に実務的な切り口を加えたいという学生から、こちらで長く生活し就労経験もある移民の方まで、幅広い層の方達が一緒に学んでいます。最近では、ごく少数ながら英語ネイティブスピーカーの受講生もみられます。
修了生の中には、翻訳者コンテストで優勝した方、翻訳者として仕事を始められた方もおられますが、結果を出すことを急ぐ必要はありません。翻訳の道は継続学習です。興味をスキルに変えるための足がかりに、ぜひ受講してみてください。
教室でお会いしましょう!
J a p a n e s e / E n g l i s hTranslation Workshopの最大の利点は、12週間という比較的短い期間の中で、幅広い分野の翻訳を学べることです。ニュース記事、金融、取扱説明書、企業パンフレット、売買規約書など、様々な分野の翻訳に挑戦するので、翻訳に興味があるけど何から始めればいいのか分からない方、翻訳の経験があり他の分野の翻訳にチャレンジしたい方に最適な講座と感じました。翻訳に役立つ教材や本に関する資料を提供してくださり、翻訳専門の大学院、翻訳コンテストやイベント情報など、翻訳者として働くための様々な道を知れたことも貴重でした。現役で活躍されている先生が課題を添削し授業で解説してくれるので、自分の弱みを知ることができ、翻訳の楽しさを実感できる良い経験になりました。