「限りなくネイティブの発音に近づく発音」 とワンポイント英会話 その7

日本生まれ・日本育ちの私でもできる、
「限りなくネイティブの発音に近づく発音」

を、一緒に練習してみましょう!

今回も「脱!カタカナ英語」について

今回は、「ch/j」「th」に挑戦!!

前回は、「 s/z 」の音についてお話しました。 

zの音が難しいって話をしましたね?(知らない人はこちらをチェック!)

同じ口の形をして声を出す出さないの差だけがあるいとこ音は、「無声音(声を出さない音)の方が発音が簡単なので、そちらからアプローチ!」
という話をしました。

まず、「ch/j」に挑戦!!

この2つも実は、「いとこ音」(口の形は全く同じで、声が出ない(無声音)と声が出る(有声音)の違いでしたね。
覚えてました??)で同じ口の形をします。意外ですよね?

ポイントチェック!
まずは無声音のchの音から練習!
①chの音は舌先を上の前歯の少しだけ後ろにスタンバイし、それを離した時に「チ」というと出る音です。
舌打ちする時の感じに似てますね。

② ①をふまえ、jの音は①の音に声をのせるだけ。
「チュ」とか「ジュ」と言おうとしなくても、これをやれば自然な音がでますね!?

次に、「th」。同じつづりですが、無声音と有声音、ありますよね?

ポイントチェック!
①thの音は、上の歯と下の歯の間に下をサンドする・・・は、間違い!!!

②要するに、sの音のように空気が口からきれいに出て行くのをふせぐことが目的。
ならば、上の歯(とはぐき)と舌の上に流れる空気を止めれば良し!!

③上の歯並びに沿って、舌をくっつければ、空気は止まります。
そのためには、上の前歯の下に舌先よりきも~ち内側をくっつけます。

意味わからない?上の前歯下から舌を多めに出して見る感じです。遠慮がちなベーっ!です。

④そのくっつけた「べーっの状態」で、空気を出す(実際はあまり出ないですが)のが無声音のth。
それに声をつけるのが有声音のthです。

今月のワンポイント英会話 「どうして?」「そりゃそうだ」をご紹介!

本日のワンポイント①:How come?

理由を尋ねる」ための疑問詞は「Why」ですが、よく会話で使われるのがこの

「How come?」

【解説】
WhyとHow comeの違いは論議を争うところですが、How comeのほうがよりくだけた「なぜ?」であり、口語でより多く使われる傾向にある、といわれています。

また、How comeには驚きの意がこめられやすかったり相手の主観による理由を尋ねる際に用いられやすい、という説(!)もあるようです。

【使い方】

ただ単に「どうして?」とたずねたいときには
“Why?” ”How come?”
これらどちらでも大丈夫。。なんですが、文を作るとなると少し注意が必要です


使用例

1、Why didn’t you come to the party last night??
2、How come you didn’t come to the party last night??

お気づきになりましたか?

Whyの後ろは疑問文の順。
How comeの後ろは肯定文の順。

そこだけ注意してあげて
ぜひHow comeもとりいれてみてくださいね♪

本日のワンポイント②:That makes sense.

Thatは相手の言っていることを指して
*make senseは本来「意味をなす」という意味。 「理にかなっている」「筋が通っている」「うなづける」などとも訳されます。

例1)誰かが何かについて説明をしてくれたとき

A: So A plus B is C and that’s why C is D. (だからA+BはCで、故にCはDだよ)
B: Yeah, that makes sense. (あぁ、なるほど納得だ)

例2)また、不明だった理由が判明したときにも

A: He has been absent all week. What happened to him?
(今週ずっと欠席だけどなんかあったんかな?)
B: He broke his leg last week and…
(先週骨折しちゃったとか)
A: Did he? But that makes sense, then.
(そうなの? でもそれだったら納得だね)
ちなみに、語学学校の先生がなにかしらの説明を行った後に「理解できますか?」の意味で”Does this make sense?”(これで意味わかる?)ということもしばしばありますよ。


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