カナダ発着航空便トラブルに補償金制度導入
カナダのマルク・ガルノー運輸相が24日、明らかにしたところによると、カナダ発着航空便(含 国内線)トラブルに補償金制度が7月15日から導入されることになりました。この制度では利用する便の遅延、手荷物紛失や損傷の事案に、それを引き起こした航空会社から、利用者に補償金が支払われることを規定しています。
2,オーバーブッキングでフライトの予約を取り消された人には最大で$2400の支払い
3,預け手荷物が紛失した場合には最大$2100を補償金として支払う
また、12月15日以降に追加される規則として、
4,フライトの遅延や欠航の場合に最大$1000の支払い
5,食べ物や飲み物、宿泊施設の提供に加え、振り替え便を予約することを航空会社に義務付け
※振り替え便には必要に応じて競合する航空会社の便も使用する。
6,追加料金なしで、子どもを親の近くに座らせなければならない。
過去に、オーバーブッキングで機内から引き摺り降ろされた乗客の映像が目に浮かびます。
この制度で弁償をするよりも、そうした弁償をしなくても済むような体制が整えられることを願わずにはいられません。