エア・カナダについて
エア・カナダの前身は「トランスカナダ航空」(TCA)で、カナダのかつての「フラッグキャリア」でした。
1937年に設立されたこの航空会社は、元は国営会社で、カナダの最高の航空会社として約27年間運行をし、1964年に「エア・カナダ」として社名を変更することになりました。当時のTCAのロゴはメープルリーフを特徴としおり、社名変更に伴いそれを継承しながらも、ご存知のロゴに変わりました。
1987年に民営化されたエア・ カナダは、思えば私事ですが、移民する前からよく利用したCPエアがカナダディアン航空に吸収され、そしてそのカナディアン航空がその後2000年にエア・カナダに吸収され航空会社の統廃合が進む中で、エア・カナダはその地位を不動のものとなりました。
エアバスA220型機をレトロのデザインにする1分間動画
Aviation history is back in the skies today with our newest @airbus #A220 in a special commemorative Trans-Canada Air Lines (TCA) livery. Fin 119 left Mirabel on its maiden flight, the second aircraft to fly the historic TCA livery since 1997.
— Air Canada (@AirCanada) March 14, 2021
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今回レトロバージョンに塗装されたエアバスA220型機は、カナダのボンバルディア(スカイトレインの列車も作ったりしています)が「CS300」として開発した、100~150席クラスのジェット旅客機です。2018年にエアバスがこの事業を買収したことで、モデル名が変わりました。つまり「カナダ生まれ」エアバスという、ユニークな経歴を持っています。
※エア・カナダによると、塗装にかかった日数は9日、75人が作業に携わり、4色、計350Lの塗料が、この機体の塗装に使われたとのことです