【NaviTOUR】
「オーロラ」～イエローナイフ～の巻

2021.10.01

「オーロラ」～イエローナイフ～の巻

　秋も本番になってくると、通常であれば紅葉ツアーとオーロラツアーで忙しい頃。
人間が未曽有の感染症で右往左往していても、オーロラの光は変わらず、人間の日常とは無縁にパっと現れ、そして空を、人の心を魔法のような光で包み込みます。
　北西準州にあるイエローナイフはオーロラ観賞の入り口として有名です。ユーコン準州のホワイトホースとはよく比較に出されます。
9月現在、北西準州は準州以外からの観光客の入境を制限していますが、再開の目途が経ったらば、オーロラ観賞の候補地として是非加えて頂きたいのがイエローナイフです。
「オーロラは肉眼で見るよりも、ファインダー越しに見る」と考えた方が、今までのオーロラ像を崩されないと思います。プロの写真家の方々がメディアやソーシャルメディアに載せる姿は、「技術と辛抱の結晶」なのです。

イエローナイフは、グレートスレーブ湖の恵みを受けた魚の料理もおいしく、澄んだ水で作られたビールは、オーロラに向かうまでの頭のほてりを丁度よく中和してくれます。
「ヘリテージセンター」の展示は博物館好きには半日でも粘れるクオリティ。
グレートスレーブ湖は冬にはアイスロードになるのですが、ただ広い氷原を歩く時に感じる充実感と孤独感は極北ならではの寂寥感。自然と当地の方への尊敬の念がにじみ出てきます。
昼間のアクティビティとして犬ぞりやスノーモービル体験もお勧め。
極北に来たからには寒さを体感するのも旅の醍醐味ですね。インスタントラーメンを箸で持ち上げたり、熱湯がダイヤモンドダスト状に広がる瞬間冷却の体験をする方も多くいらっしゃいます。
他のカナダの観賞地との比較、オーロラに適した時期など、ご質問がございましたら是非お気軽にお問い合わせください。