友だちみんなでキャンプに行こう!

 バンクーバーに住んでいるものの、学校や仕事が忙しく、なかなか大自然の中に身を置く機会がない。また家に帰っても宿題やSNS漬け…そんな人も少なくないのでは?
 しかしここは大自然が共存している街・バンクーバー。1歩外に出れば美しい湖、国立公園、ハイキングコースなどリフレッシュスポットが数多く点在している。

ランニングや日帰りハイクも良いけれど、今回はゆっくり大自然に身をゆだねるアイデアとして初心者向けのキャンプ情報をご紹介。 ( 文・写真 吉村 静)

重い荷物と何日分もの食料を背負って…というのはまだ早い!  

まずは「静かな自然の中で一晩寝てみる」を目標に、
あなたも今日から準備開始! 
キャンプの楽しさは大自然の中で新しい景色、音色、そして感情や思いに出会えること。
普段の生活では気づかなかったことが見えたり、聞こえたり、自分の内側から湧いてきたりする。

もちろん屋外で1日を過ごすため、初めての人にとってはすべてが快適でないかもしれないが、ある意味それは普段の生活がいかに快適で、便利なものに頼っていたかを再認識する良い機会にもなる。

インターネット社会から抜け出して、友人とゆっくり語り合ったり、森の中で読書を楽しんだり、自分をうまく解放して大自然を満喫しよう。

何か問題が生じても相談し合って解決策を見つけたり様々な工夫でキャンプはより楽しく、仲間との信頼関係も深まる!

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The North Face ストアマネージャーSkylarさんに聞きました!c7

 

 

 

「山の中に身を置くこと」。
とてもシンプルですが、それがキャンプの醍醐味です。とにかく外に出て、ゆっくり過ごす。仕事で忙しい時もありますがキャンプに行くと心からリラックスできます。
それとキャンプ道具を揃えるのも1つの楽しみで、実際とても重要なんです。もし道具や、ウェアなどで分からないことがあれば、いつでもお店に来てください!

The North Face Store – Kitsilano
所在地:2136 W. 4th Ave.
Vancouver, V6K 1N6
TEL: 604-677-6269

 

初心者にオススメのキャンプ場

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BC Parks
Vancouver Trails

 

c8 まず絶対に気をつけたいのが

ハイキング中から熊を避けるために、熊鈴をバックパックに付けたり歌を歌ったりと音を出すよう心がけよう。

熊は刺激臭に近寄ってくる ので就寝の際はテントの周りやバックパックの中に食べ物やゴミを絶対に残さない。その他、歯磨き粉などにおいの強いものも同様。

これらのものはすべて ひとまとめにしてテントサイトから遠く離れた木にロープなどで吊るす。

の取り扱いには厳重な注意が必要

今年の夏はとくに乾燥しており、多くの森で山火事が発生している。キャンプ初心者であれば、火を一から起こして食事を作るのではなく、事前にお弁当やパン、ドライフルーツなどを持参するのがお勧め。

食器などの荷物も減って一石二鳥だ。キャンプ場にも火の取り扱い方法が提示されているので必ず確認しよう。

 次に防寒対策。山の天気は変わりやすく、夏といえど夜はかなり冷え込むこともある。上下ともに長袖のウェア、また雨対策としてレインジャケットやポンチョも持っていこう。

そして虫対策。特に夏場は多くの虫が発生し、噛みつかれることもある。事前に虫除けスプレーをするか、もしくは長袖を着用するなどしてトラブルを避けよう。

 最後に、あまりに天候や身体の体調が悪い時はキャンプを中止する勇気も必要。「せっかく来たんだから…」と無理をしないこと。また可能であればキャンプ経験者の友人に連れて行ってもらおう。

その他にも事前に現地の情報を調べてみたり、テントを立てる練習をしてみたり、しっかり準備をすると より快適で、楽しさも倍増する。


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